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尼崎市出屋敷の内科・脳神経内科・リハビリーテンション科・在宅医療・訪問診療・精神科・形成外科の「はらクリニック」
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- dementia -
認知症には原因となる病気によっていろいろな種類があります。
上記が3大認知症と言われており、最も多いのがアルツハイマー型認知症です。
以下の認知症は変性疾患と呼ばれ、脳の神経細胞の数が徐々に減少する病気です。
根本的な治療法はなく治療が困難な認知症ですが、薬によって症状の進行を遅らせることは可能です。
以下の認知症は血管性認知症と呼ばれ、高血圧、糖尿病、脂質異常症などをしっかり治療することで予防や進行の抑制が可能です。
頭部外傷によって、頭蓋骨と脳の間に血液がたまる慢性硬膜下血腫や、脳室が拡大して起こる正常圧水頭症は脳外科手術によって治療が可能です。
また、甲状腺の働きの低下によって起こる甲状腺機能低下症は甲状腺ホルモンの補充で、ビタミン欠乏症に起因する認知症はビタミンの補充で改善します。
アルツハイマー型認知症の症状には、認知機能が低下することにより起こる中核症状と、環境要因などで人により症状の出方が変わる行動・心理症状があります。
記憶力の低下で始まり、時間や日付・曜日や居場所がわからなくなる見当識障害、家事などの作業の要領が悪くなる実行機能障害、判断力の低下、言葉が円滑に出ないなどの症状がみられます。
イライラする場面が多くなり、些細なことで腹を立てたり、怒りやすくなることや、自分のものを誰かに盗まれたと主張する被害妄想などの症状が現れることがあります。行動・心理症状は周辺症状、あるいはBPSDとも呼ばれます。中核症状はほとんどの方にみられますが、病気の進行とともに、徐々に強くなります。一方、行動・心理症状(BPSD)は、すべての方にみられるわけではなく、環境や家族、身近な方の接し方によって、軽くなったり強く現れることもあります。
アルツハイマー型認知症は、いつのまにか始まり、緩やかに進行していくのが特徴です。人によって進み方や症状の現れ方はさまざまですが、おおむね次のような経過をたどります。
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